炭酸塩硬度(KH)を下げる作戦を開始
前回投稿にて、何年か振りに水槽の水質チェックを行った私デッカードです。
ゴルフR32と水草水槽: #水草水槽 レッドピンネイト水中葉展開作戦開始(1)
その結果を踏まえ、今回レッドピンネイトが水中葉を展開しない理由の一つで有ると推測した、KHを何とか下げようとするお話です。
炭酸塩硬度(KH)を下げる方法
炭酸塩硬度(KH)を下げるには幾つか方法があるようですね。
- pH降下剤を使用する
- 新しいソイルを使用する
- ピートモス等を使用する
- etc
とりあえず、代表的な3つの方法のどれかを検討すべきと判断しました。
pH降下剤を使用する
これは降下剤を使用しての水質調整というものですが、水そのものにいわゆる緩衝力という物が存在していて、降下剤を利用して一時下がったとしても、短時間で元に戻ってしまうとの説を聞いたことが有ります。
この説には、いたく納得しており一度も購入した事が有りません。
とりあえず保留とします。
新しいソイルを使用する
つまりこれはリセットと言う事ですね(笑)
一番手っ取り早い方法ではありますが、ソイルもまだ潰れていないし、折角調子が出てきた水草水槽です。
今回は沢山植えてある水草の一種、レッドピンネイトだけの育成不良問題なので不採用。
全体的におかしくなって来たら、問答無用で行うつもりですが....
ピートモス等を使用する
水草にも魚達にも優しく、一番自然な方法なのでしょうが、水に色が付いてしまうのはやはり嫌かも.....
結局選んだ方法は、
プレフィルターにソイルを詰め込む作戦
ご存じの通り、私のろ過システムはプレフィルターとパワーフィルターを直列型で使用しています。
このプレフィルターにソイルを詰め込んで、KHを下げてみる作戦に出てみました。
私が使用しているプレフィルターは、アズー社のポップアッププレフィルターです。
アズー社のポップアッププレフィルターが気になる方は、こちらの投稿を是非ご覧下さい。ゴルフR32と水草水槽: #水草水槽 さらばJALECO
さて、このプレフィルターは三層のろ材バスケットで構成されています。
最初は、このように物理ろ過をメインにして、全てエーハイメックを詰め込んでいました。
ダイソー パワーゼオライト |
が、ここ最近のろ材構成は軟水化を図って、第二層目にこのダイソーのパワーゼオライトを仕込んでいました。
まぁ、このダイソーのパワーゼオライト一袋は180gなのですが、一層では一袋分も入りきらない程度しか入れれなかったので、いかほどの効果があったのか分かりませんが(笑)
写真を撮り忘れてしまいましたが、今回第二、第三層にそれぞれGEXのピュアソイルを100gずつ、計200gを詰め込んでみました。
二層分にしてもソイルの量が少なすぎて、全く意味をなさないかもしれませんが(笑)
CO2の添加量の調整
又、この作業に併せCO2の添加量を減らしました。
10滴/7秒から、1滴/1秒に調整。
作戦実行後、レッドピンネイトを差し戻し
カットしたレッドピンネイトをちゃんと処理して、再び水槽へ差し戻しました。
今回差し戻した本数は18本。
最初が9本だったので、倍を差し戻しています(笑)
1本も溶ける事無く成長し、カットして差し戻しを行っているので、今レッドピンネイトが何本あるのか全く分かりません(笑)
差し戻した結果こんな状態になりました。
カットして気が付いたんですが、奥の真ん中の1本だけですが、水中葉になっているような(喜)
これからの変化を期待したいです。
この作業は2019/12/13に行いました。
本日(16日)朝のpHは、昨日までが普遍的に6.8だったのに対し、本日6.6を記録。0.2低下しました。
システム自体は何も触っていないので、たかが200gのソイル投入による影響かと思います。
頼むぞ ピュアソイル200g |
追記
このピュアソイルをサブフィルターに入れた実験は、3か月程度で取りやめました。
そして2020年5月10日新たにプロジェクトソイル プレミアム5.2をサブフィルターに入れた試みを開始しました。
よろしければ、こちらもご覧ください。