2018年1月22日月曜日

#水草水槽 まさかの濾過能力不足(2) 油膜との戦い


まさかの濾過能力不足(2)


 こんにちは。

 先週は暖かく感じる日が有りましたが、今週は寒い日が続くようですね。

 都心でも積雪の可能性が高いようで、朝からTVでその情報を流し続けています。
明日は寒波襲来、雪が降るぞと天気予報で知らされ、例年より早くスタッドレスタイヤに換装しましたが「#ゴルフMk4R32 スタッドレスタイヤ換装」、積雪には一度も至らずスタッドレスタイヤを消耗しているデッカードです。

 今日も当ブログ「Golfr32とアクアリウムとデッカード」に足を運んで頂きまして、ありがとうございます。


さて、前回迄に投稿しております
#アクアリウム 水槽の中の小宇宙
#アクアリウム まさかの濾過能力不足(1) 油膜との戦い
で書いている通り、相変わらず油膜に苦しめられています。

 前回投稿「#アクアリウム まさかの濾過能力不足(1) 油膜との戦い」に引き続き、今回も私の水槽環境の濾過能力不足の実態と、この問題の解決に向けての苦闘について投稿したいと思います。




濾過能力不足の疑い


 2017/12/16にリセットを敢行し、リセットに伴い一部器具を新調して吸排水パイプをガラス製に交換しました。
フィルターや器具を接続した後、外部フィルターを始動しましたが、その排水パイプから流れ落ちる水流を見て、水流不足を疑いました。


 しかし何ら手を打つ事無く放置していた結果、見事私の水草水槽は強力な油膜に悩まされる事になってしまったのです。


 前回投稿「#アクアリウム まさかの濾過能力不足(1) 油膜との戦い」では、吸水パイプのスリットが狭い為、外部フィルター本来の吸排水性能が発揮できていないのでは?と考え、幅広いスリットを持つ吸水パイプに交換してみました。

が、残念ながら状況の改善には至りませんでした。

そうして色々試行錯誤しているうちに、ある一つの出来事に気がついたのです。

パーツ故障


 色々水周りを触っている内に気がつきました。

とあるパーツが全く機能していないことに...

その壊れていたパーツとは、外部フィルターに直結されている排水側の流量調節バルブでした。


上記表の排水側のコックを全閉状態にしても水が止まらなかったので、このパーツの動きがおかしいことに気がつきました。

私が使用しているテトラのEXパワーフィルターには、ホースアダプタユニットというパーツが有ります。
外部フィルターの清掃の際には、このホースアダプタユニットを取り外します。
取り外すにはこのホースアダプタユニットのフックを手前に引いて取り外すのですが、このフックを手前に引くと吸排水双方が全閉状態になってしまいます。


つまり、上記画像では吸排水双方の流量調節コックが全閉状態ですが、実際には排水側の流量調節バルブが全く機能しておらず、ホースアダプタユニットごとでなく、ホースタップ単体で外していたら、水槽の水を大量にぶちまけ大惨事になっていたことでしょう。

外からは見ることが出来ないパーツなので、この事実に全く気がつきませんでした。

流量調節コックを調べてみる


 早速ホースタップをホースアダプタユニットから取り外し、排水側の流量調節コック部分を調べてみます。


画像では全閉状態になっていますが、全開状態にして流量調節コック内部を見てみます。


又画像では全閉状態になっていますが、流量調節コックをいくら捻っても、向こう側が全く見えません。
但し水は回っていたので全閉状態では無いと言う事ですね。

やはり、この流量調節コックが全く機能していない事が、流量低下の原因であると確信しました。

流量調節コックを壊す


 何とか動かないものかと色々こねくり回していたら、案の定。


ボロン。

はい、壊れました(笑)

さて、どーしましょう。

ん?よく見ると.....


ここに開いている穴に、マイナスドライバーを突っ込んでで回せば、いけるんじゃ?

早速実践します。
どうせ壊れているし、これ以上状態は悪くならないからと強気で攻めます。
思ったより硬く駄目かと思いましたが、何とか回った感触が有りました。


見えた!見えたよ~!
確かに向こう側が見えるようになりました。
今思うと、ドライバーで捻った時にかなりの抵抗が有りましたので、ここに仕込まれているボールバルブが汚れのせいか劣化で動きが悪くなっており、流量調節コックを回しても動く事が出来ておらず、結果コックはすでに壊れており空転していたのでしょう。
外から見ることが出来ない部分なので、気付くのが遅れました。

外部フィルター再起動


 全開状態になった排水側ホースタップをホースアダプタユニットに取り付け、いざ外部フィルターを始動します。

ゴポッ・ゴポッという音と共に....


ジャーッ

リリィパイプから今迄見ることが無かった、溢れんばかりの水流が出てきました。

やったよ。やり遂げたよ。

これで、外部フィルターの性能をフルに発揮できるようになったんだ。

満足感に浸りながら、先程取り付けた排水側ホースタップを見てみると....


はい、水漏れです(笑)

今は亡き流量調節コックの部分から、水が滴っています。

苦笑しながらAmazonでホースタップをポチるデッカードでした。

ホースタップの交換


 私が使用している外部フィルターのテトラ EXパワーフィルターですが、購入日は2006年でした。


 テトラ EXパワーフィルターの評判を見てみると、総じて悪評が目立ちますが、私の所にやってきたテトラ EXパワーフィルターは、実働12年水漏れや故障も無く文句無しの外部フィルターです。
そんな古い機種なのですが、交換部品がすぐ手に入るのは嬉しいことです。
Amazonでポチッて翌日にはホースタップが家に届きました。




 私の外部フィルターはテトラ EXパワーフィルターですが、届いたホースタップは後継機種のユーロエックスパワーフィルター専用のホースタップです。
日本のメーカーだと新製品が出るたびに旧製品のパーツが手に入りにくくなりますが、テトラやエーハイムは古いモデルでも互換性が有るので助かります。


 ホースタップの比較。
左が元々付いていたホースタップで、右側が今回届いたホースタップです。
本体の色がシルバーからブラックへ。コックの色がシルバーからグリーンへ変更になっています。
後継機種用なので恐らく材質等も違っていると思われます。


互換部品なので加工も必要無く、さくっと交換完了。

濾過能力を取り戻した私の水草水槽はこれで完璧な筈。

懸案の油膜がこれで消えてくれれば、と、切に願うのでありました。

予告


 故障部品を交換し、その持てる能力をフルに発揮し始めたテトラ EXパワーフィルター。
頭を悩ませていた油膜戦争に勝利を確信したデッカードであったが、事態は思わぬ展開を見せ始めた。

新たに湧き上がった問題に頭を悩ませるデッカード。
問題解決には、新たな戦力(お金)を投入する必要がある。
デッカードの決意(お小遣いの投入)が今試される!!

次回「まさかの濾過能力不足(3)」に乞うご期待!


今回もご訪問ありがとうございました。
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感じたことや思ったことをお気軽にコメントして下さい。お待ちしております。

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