2018年1月12日金曜日

#水草水槽 水槽の中の小宇宙 油膜発生


水槽の中の小宇宙


 こんにちは。

 VWゴルフR32の調子がすこぶる良く、相変わらずアクアリウム関係のブログ投稿を続けています。
本当はVWゴルフR32関係も色々やりたいのですが、余りの寒さに手が出せないでいるデッカードです。

 今日も当ブログ「Golfr32とアクアリウムとデッカード」に足を運んで頂きまして、ありがとうございます。


 さて、タイトルにある水槽の中の小宇宙とは...




君は小宇宙(コスモ)を感じたことは有るか?


 実は昨年末辺りから、この台詞が頭に響き渡っています。

「フッ。君は小宇宙(コスモ)を感じたことは有るかね?」

「だ、誰だ!?」

「真実から目を背けていているようでは、小宇宙(コスモ)を感じ取るなど笑止千万!」

「さぁ、己の心の目をしかと開けて小宇宙(コスモ)を感じ取るのだ!」

「や、止めてくれーーーーっ」





「はっ!?こ、これが小宇宙(コスモ)!?」

「・・・違う....」

「な、何て綺麗なんだ。そして何かの力を感じるぞ!」

「・・・現実を見るのだ....」

「おぉぉぉぉっ!水槽の中の小宇宙(コスモ)から無限のパワーを感じるぞーーっ」

「うろたえるな!小僧!」

「それは油膜だーーーーーーっ!!」

「やめろーーーっ!止めてくれーーーーーっ!」

..........
........
....

 そう、私デッカードはこの油膜発生から目をそらし、涼しい顔をして水草成長記録等を投稿していました。

 そう、私デッカードはこの油膜発生から目をそらし、涼しい顔をしてTwitterで水景を呟いたりもしました。


が、その裏では、昨年末より発生し始めたこの油膜地獄に苦しめられていたのです。

ここ何年、何度も水草水槽を立ち上げてきましたが、こんなにしつこい油膜に出会ったのは初めてです。

水槽に発生する油膜とは


 改めて油膜とは何かを考えてみたいと思います。

その見た目から油膜と呼んでいますが、実際は油ではなくタンパク質(有機物)だと言われています。
そのタンパク質の発生源としては、餌の食べ残し、排せつ物、生体やバクテリアの死体、更には枯れた水草等と言われています。
このタンパク質が形成され過ぎると、水面に浮いていわゆる油膜の状態として現れます。

 油膜が引き起こす悪影響としては、見た目が悪くなることに加え、油膜が水面を覆うことにより水と空気が直接触れ合うことが出来ず、水槽の水に酸素が供給されなくなり、溶存酸素量不足となってしまいます。
その結果、水質悪化の原因となってしまいます。

水槽に発生する油膜の原因


 油膜が発生する発生する原因は大きく分けて以下のように言われています。
その起因とされる点と、私の現在の水槽環境を比較しながら、原因を探って生きたいと思います。

濾過バクテリアの未定着や減少・死滅


 この油膜発生起因説について考えたところ、確かにリセットしたばかりですが、低床材として使用しているパミス(軽石)や、フィルター内の濾材は軽い清掃程度で再利用している為、濾過バクテリアの未定着という可能性は少ないように思います。
清掃による濾過バクテリアの減少は考えられますが、生体や水草の状態から見ても死滅という状況ではないと思います。

餌の与え過ぎ


 この油膜発生起因説についても、私の現在の水槽環境には当てはまり難いと考えます。
よく色々なサイト等で、餌は1~2分で食べつくす量を与えてくださいと書いてありますが、私の水槽で与えている餌の量は1日1回15秒程度で食べつくす量しか与えていません。
更に与えている餌の脂質含有量によって油膜が発生しやすいという事も目にしましたが、私が与えている餌はテトラ社のテトラミン ベビーなので、品質的には問題無いかと思います。



飼育生体が多すぎる


 この油膜発生起因説については、現在水槽内に居る生体は、ネオンドワーフ・レインボーの幼魚が10匹、グリーンネオン・テトラの成魚が6匹、オトシン・ネグロが1匹、レッドチェリー・シュリンプが20匹程度です。
これが過密に当たるかと言われると、過密では無いような気がします。
故に、私の現在の水槽環境には当てはまり難いと考えます。

生体の死骸の放置


 この油膜発生起因説については、今までの投稿で記載した通り魚は全く落ちていません。エビはよく星になっていますが、死骸は他のエビや魚に食べつくされてその原型は半日も持ちません。
故に、私の現在の水槽環境には当てはまり難いと考えます。

水草のトリミングの影響


 この油膜発生起因説については、まだ大規模なトリミングは一切行っていない為、私の現在の水槽環境には当てはまり難いと考えます。

高水温


 この油膜発生起因説については、季節的に冬であること、そしてサーモスタット付きのヒーターで適切に水温管理(24℃)が出来ている為、私の現在の水槽環境には当てはまり難いと考えます。

水質調整剤等の入れすぎ


 この油膜発生起因説については、私は井戸水を利用していますので水質調整剤の類は全く入れていません。
故に、私の現在の水槽環境には当てはまり難いと考えます。

原因追求まとめ


 と、こんな感じで色々原因等を探りつつ今日に至っている訳ですが、原因が判らないと言って放置して置く訳にはいけません。

油膜の発生=何らかのトラブルが水槽内に発生しているということですから。

それに今迄の経験上こうだったから、こうなるべきだという考え方は、アクアリウムには一切通用しません。

油膜への対策状況(2018/01/12現在)


現在までに行った対策をまとめてみます。

  • 3日置きに10L~15L程度の水替え
  • 水換え時に上澄みを掬い、油膜を出来るだけ取る
  • 生体への餌を控えめにする(現在2日に1回15秒で食べつくす量)
  • プレフィルターの清掃

等々行っています。
が、2018/01/12現在でも解消には至っておりません。

今日も綺麗な星空だなぁ(白目)


しばらくは、小宇宙(コスモ)を感じながら、油膜解消に向けて色々試行錯誤していく投稿が続くと思います。
今回リセットを行った時点に戻って、色々原因追求と対処をしたいと思います。

今回もご訪問ありがとうございました。
今日の記事はいかがでしたか?
感じたことや思ったことをお気軽にコメントして下さい。お待ちしております。

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