2020年4月22日水曜日

現在の給排水ラインのご紹介

現在の給排水システム

はじめに

随分とご無沙汰していました。
気が付けば今年初めてのブログの投稿となります。

そんなことより、今世界は大変な状況になっていますね。
この先どうなっていくんでしょう。
何か小耳にはさんだニュースでは、今年中にワクチンが云々と言っていましたが、2002年に流行したSARSの終息(収束では無い)すら出来ていないというのに、そんなに短期間で出来るものなのでしょうか?
予定通りワクチンが出来たのであれば僥倖なのでしょうが、依然予断を許さない状況であります。
私に出来ることは、手洗い等の消毒措置に加え、不要不急の外出をしないという最大の防疫行動をとるだけです。
出来れば皆さんも同様であって欲しいと切に願っています。

では、早速ですが本題に戻ります。
ブログの投稿は今年初となりますが、ゴルフR32も乗り続けていますし、水草水槽も継続しています。


今回の投稿では、私の水槽の給排水システムをご紹介したいと思います。


給水パイプ

現在の給水はステンレスのサーフェススキマー付きパイプを使用しています。

ステンレス サーフェススキマー パイプ

以前この給水パイプについては、レビュー的な投稿をしておりますのでご興味がお有りでしたらこちらの投稿をご覧ください。


フィルターシステム

プレフィルター

先の給水パイプで吸い込まれた飼育水は、まずこのプレフィルターにて物理ろ過をしています。

アズー ポップアップ プレフィルター

プレフィルター内部は3層のバスケット形式になっており、下から1,2層はリングろ材のエーハイメックを投入し、最後の3層でエーハイム サブストラットプロを入れています。
このプレフィルターにて大まかなゴミ等がメインフィルターに入るのを阻止します。
プレフィルターを清掃するタイミングは大体2週間置き位でしょうか。
このプレフィルターについてもレビュー的な投稿を以前しておりますので、ご興味がお有りでしたらこちらの投稿をご参照ください。


メインフィルター

物理ろ過が行われた飼育水は、次いでメインフィルターを通過します。
メインフィルターは相変わらず、テトラ EXパワーフィルター75改を使用しています。
購入日2006年の古参機です。
何故「改」なのかと言いますと、標準で付いていたホースタップ等が経年劣化で故障した為、後発品であるユーロエックスパワーフィルターのパーツ等に換装しているからです。

テトラ EXパワーフィルター75

メインフィルターは当然生物ろ過メインです。
こちらも3層のバスケット形式になっております。
第1層には購入時についていたテトラEXバイオボールを満載し、第2、3層にはエーハイム サブストラットプロとサブストラットを混合して満載しています。
メインフィルターの清掃は6か月に1度位でしょうか。先日理由が有り半年ぶりに開けてみましたが中は綺麗なものでした。

水槽用クーラー

水槽用クーラーは、ゼンスイ 小型循環式クーラー ZC-100αです。

ゼンスイ 小型循環式クーラー ZC-100α



メインフィルターを通過した飼育水は、次いで水槽用クーラーを通り、必要に応じて冷却され適水温を保つようにしています。
数年前までは水槽用ファンで耐えてきましたが、近年の猛暑に私も水草達も耐え切れなくなってきたので、水槽用クーラーを導入し昨今の夏場でも何とかやり過ごすことが出来ています。
低床を捨てる様な完全リセットをするまで、ホースを外したりするのが面倒なので一年中接続しっ放しです。
常にクーラー内を循環する水温が表示されているので、丁度良い水温計のインライン化が出来ています。
昨今突然暑くなる日もあるので、保険としても良いのかなと思っています。

CO2添加システム

次にクーラーを通過した飼育水は、インライン化された拡散筒でCO2を添加しています。
CO2の添加は電磁弁で制御しており、タイマーで照明の点灯と同時にCO2が供給され、消灯時に停止される仕組みになっています。
使用しているインラインCO2拡散筒はこの製品を利用しています。

CO2のインライン化


本来水槽内に入れる拡散筒を給排水ラインに組み込んだ面白い製品です。
丁度真ん中のアルミの部分にセラミックプレートが装着されており、細かい泡となったCO2が排水ラインに乗せられて水槽内に流れ込みます。
動画を撮ってみましたのでご覧ください。


ただ設置方法には条件が有り、この様にパイプ側が上側に無いと上手く拡散されませんので、写真の様に後方にワイヤーネットを設置し、それにパイプを固定して使用しています。
この製品にして良かったと思うことは、インライン化により水槽内に拡散筒を設置する必要が無いので水槽内がすっきりする点と、拡散筒のセラミックプレートに照明が当たることが無いのでコケが生えないのも利点だと思います。

エアレーションシステム

CO2添加システムを通過した飼育水は、次にエアレーションシステムを通過することになります。

エアレーションのインライン化

私の水槽では夜間エアレーションを実行していますので、こちらもタイマー制御により消灯の5時間後から点灯30分前迄エアレーションを行っております。
これは既製品ではなく、テトラのT-ジョイント、エアストーン、エアチューブ、逆流防止弁をつなぎ合わせたDIY製品です。
作るのは簡単なのですが、T-ジョイントに差し込めるエアストーンを探すのに苦労した記憶が有ります。

殺菌灯システム

最後に飼育水が通過するのは殺菌灯システムです。


飼育水の殺菌の為に使用している訳では無く、単純に対アオコ撲滅兵器です(笑)
20年近く水草水槽を楽しんでいますが、2年ほど前に突然アオコに襲撃され蹂躙されたのですが、この殺菌灯を投入することで何とか封じ込めに成功しました。
以来使っていないのですが、パイプを外すのが面倒というか簡単に外せないのでそのままつけっ放しです。

排水パイプ

排水にはシャワーパイプ型を使用しています。

マツダ クリスタルパイプ シャワーパイプ 13mm

マツダ クリスタルオーバーフローパイプと、同じくマツダ クリスタルシャワーパイプを連結して使っています。


リリィタイプも持っていますが、やはり水草水槽的に直線で水が動くのが余り良くないと感じたからです。
強すぎる水流は常に水草をたなびかせ、状況によってはコケの原因となってしまう場合も有りますので。
その点マツダのガラス製シャワーパイプはシャワーパイプと言っても穴が開いている訳でも無く、数本のスリットが入っている製品なので排出される水は穏やかに出てくれます。
こちらも動画を撮ってみましたのでよければご覧ください。
CO2を添加していますので、パイプから緩やかな水流に乗ったCO2の気泡も確認できると思います。


まとめ

以上で現在の給排水システムのご紹介となります。
殆どインラインでタイマーによる自動制御を行い、なるべく日々の管理が楽になるようにしています。
その分投資は必要になりますが、日々の管理に追われ水槽の維持が苦痛になってくるのに比べれば、全然OKだと私は感じます。
とりあえず今は買った機械や道具は壊れていないので。
後、やるとしたらヒーターのインラインだと思うのですが、これについては色々部品も揃え実行する算段はついているのですが、いざとなると踏み込むのに躊躇しています。
インライン化に成功したとしても、肝心のヒーターが故障した時にすぐに取り出せないというのは、やはり怖いです。
やろうやろうと思って数年、未だに踏み切れません(笑)

水漏れも怖いしね

今回もご訪問ありがとうございました。
今日の記事はいかがでしたか?
感じたことや思ったことをお気軽にコメントして下さい。お待ちしております。

1 コメント so far

私も最近スキマーを取りつけました。水面はキレイに保たれるのですが、先日フィルターを掃除したらかなり水草などのゴミが吸い込まれていたので紹介されていたサブフィルター導入してみます。ちなみにスキマーから酸素が供給されるので夜間エアレーションはやめています。