純正ホイールから社外ホイールへ
ホイールマッチング確認の為、仮装着中 |
予想だにせず3回に分けての投稿となってしまった、ゴルフ4R32のホイール交換作業ですが、いよいよ完結です。
まずは、ゴルフ4R32に装着出来るホイールを探すPart.1。
#ゴルフMk4R32 整備手帳 ホイール交換を決意Part.1
次いで購入したホイールを装着しようとするPart.2.
#ゴルフMk4R32 整備手帳 ホイール交換を決意Part.2
そして、ホイールの装着を完了した今回の投稿Part.3となります。
ホイールボルトの確認
2019/06/05、整備工場に寄って純正とスタッドレス用のホイールボルトを返してもらいました。
前回のPart.2にてスタッドレス用のホイールボルトが長すぎるという、予想外のトラブル発生となってしまったホイールボルトですが、改めて純正ボルトとスタッドレス用ボルトを比較してみました。
上がスタッドレス用のホイールボルト、下が純正のホイールボルトです。
この写真を見ただけで長さが違うのが分かります。
純正ホイールボルトのチェック
まずは純正のホイールボルトをチェックしてみます。- 純正ホイールボルト
- ボルト径×ピッチ:M14×P1.5
- ボルト首下×ニ面幅:13R×17HEX
- 首下:27mm
スタッドレス用ホイールボルトのチェック
次にスタッドレス用のホイールボルトをチェックしてみます。
- スタッドレス用ホイールボルト
- ボルト径×ピッチ:M14×P1.5
- ボルト首下×ニ面幅:60°テーパー座×17HEX
- 首下:35mm
本当だ。スタッドレス用のホイールボルトの方が8mmも長かった。
サマータイヤからスタッドレスタイヤへの交換、逆の作業を何度もDIYでやっているのに、全然気が付かなかった。
ホイールを交換する際にボルト自体が流用できないので、ホイールを外すと同時に片付けてしまっていたので、こうやってマジマジと見比べるのは初めてです(笑)。
ハブへの締め込み量は?
次に問題になるのはボルトのハブへの締め込み量です。
ボルトのハブへの締め込み量は短すぎても強度的に駄目、長すぎても今回の私のケースのようにハブを突き抜け、最悪ブレーキ関係を壊してしまう可能性も有ります。
非常に面倒臭いです。
以前調べていた時に、
ネジ径と同じ寸法か、それ以上の掛かり代が必要です。
と言う記事を見た事が有ります。
つまりはM14なら14mm以上と言う事ですね。
又、最低でも10mm以上との記事も見た事があります。
つまりはM14なら14mm以上と言う事ですね。
又、最低でも10mm以上との記事も見た事があります。
ここで、純正ボルトのハブへの締め込み量を確認してみる事にしました。
方法は車体に取り付けていない状態の純正ホイールに、純正ボルトをあてがってホイールから飛び出した長さを測ってみると言うアナログな方法です。
一人での作業故、計測の最中を撮影することは不可能なので、ホイールボルトが飛び出した所にマスキングテープを貼ってみて、その長さを測る事にしました。
おおよそ18mmと言うところでしょうか。
これで車体に取り付けた際、18mm程度ハブに入っている事が確認出来ました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、新しいホイールにスタッドレス用のホイールボルトをあてがって、先と同じ方法で飛び出し具合を測ってみると、25mm程度でしたので丁度首下の差5mmが余分と言う事です。
これで新しいホイールボルトを手配するにあたって、ボルト首下が27~30mm位のボルトを手配すれば良い事が分かりました。
ホイールボルトを手配する
今回手配したホイールボルトは、TIPTOP社のホイールボルト B-42です。- TIPTOP ホイールボルト B-42
- ボルト径×ピッチ:M14×P1.5
- ボルト首下×ニ面幅:60°×17HEX
- 首下:29mm
もう1つの候補として、協永産業さんのホイールボルト[Bimecc Lug Bolts For Import Car]もあがっていたのですが、ロングボルトは即納状態でしたが、欲しいサイズのボルトの納期が4日程度掛かると言う事でパス。
最終的にTIPTOP社のホイールボルト B-42を注文しました。
注文後翌日には商品が到着しました。
おおよそですが、首下長さが比較できるように並べてみた結果、このような感じになりました。
早速ホイールを装着
既にホイール単体でマッチング確認を済ませてあるので、ぶつけて傷をつけないように慎重に車体に取り付けました。締め込んだ後タイヤを手で回して、奥側で何かにぶつかるような現象が無いかを確認しました。
この作業を4本とも行い、奥側で異音や変な感触が無い事を確認した後、規定トルクで締め付けやっと装着完了です。
ふぅ、ここまで色々大変でした(笑)
ADVAN Racing RT装着完了
ホイール交換完了 ひとっ走り
シルバーの車体に、車体より濃色のダークガンメタホイールが映えて、ちょっと精悍なイメージになったような気がします(自己満足(笑))
気になるばね下重量の変化
ばね下重量も- 純正ホイール:12.2kg
- ADVAN Racing RT:8.2km
と1本当たり-4kgとなりましたので、その内ばね下重量の変化による効果が体感できるのでしょうか。
(注:ホイール重量は体重計調べです)
(注:ホイール重量は体重計調べです)
新たな問題?
純正ホイールが16本スポークで、ADVAN Racing RTは15本スポークです。単純にスポークが1本減っただけなのですが、見た目がこんな感じになりました。
フロント |
リア |
その結果、このように経年と熱にやられて色褪せたキャリパーや、同じく経年で錆びが目立つローターが丸見えになってしまっています.....
ん~~~~。
次回のメニューはキャリパーの塗装かな?
DIYで見える場所だけやる事にします(笑)
最後に
作業完了日は2019/06/08です。今回の社外ホイールへの変更に掛かった費用は、ホイール代/ボルト代/タイヤ組み換え工賃含め、
13.5諭吉位です
です。現時点でタイヤ組み換え工賃の請求書を貰っていないので、経験則の概算を加算して計算しています。
請求書が来た段階で正しい金額にて更新します。
キャリパーの塗装は 暑くなる前にやるか、涼しくなってからやるか、それが悩み所 |
長きに渡ってご拝読頂きましてありがとうございました。
今後も是非ご訪問くださいませ。