スラウェシの朝焼けの観察記
現在育成中のスラウェシの朝焼けについて、自分なりの所感などを書いてみたいと思います。
スラウェシの朝焼け
まずはスラウェシの朝焼けと言う水草について調べたことを書いてみます。
- インドネシアのスラウェシ島南部の、丘陵地域を流れる川原に生息している草。
- アマニア説とロタラ説が有る。
- 新品のソイルを使用しているような軟水環境の水槽に植えると、溶けてなくなる。
- 高光量が必要で、肥料要求分も多く、長期維持は難しい。
- 成長がゆっくりなので、上記高光量と肥料要求量が多いため、コケに見舞われやすい。
- 流通量は非常に少ない。
上記調査結果を我が家の水槽の水槽に当てはめてみると、
- 我が家の底床は水質調整能力を失っているであろう1年半近く使用しているソイルである事
- 飼育水は井戸水という普通の水草水槽であれば忌避すべき環境である事
以上の2点で水質面ではクリアしているので、後は様子を見ながら施肥していけば何とかなるような気がして、いざ入手してみました。
植栽から現在への推移
入手から約1ヵ月
我が家の水槽にスラウェシの朝焼けがやってきたのは、2020年3月10日頃です。
その時期は非常に仕事が忙しく、高いお金(自分的には高額の水草でした)で購入したにも関わらず、2週間ほど水面に浮かべて放置と言う乱暴な扱いをしてしまいました。
当然植栽の時は水面に浮かべていた為、草体は曲がってしまっており植えるのに苦労した思い出があります。(写真は撮り忘れ)
この画像は2020年4月11日のスラウェシの朝焼けの状態です。
植栽から22日ほど経過しています。
購入は3本だったのですが、1本枝分かれして成長していたので、いきなりカットして4本で育成を開始しました。
根元の方が若干曲がっているのは、水面に浮かべていた代償の名残です。
植栽から約30日経過
これは2020年4月18日頃のスラウェシの朝焼けの状態です。
一番後ろの草体の頂芽が赤く染まり始めました。
まるでその姿かたちは「アルアナの夕焼け」そっくりになってきました。
これには少し慌てました。
Webでスラウェシの朝焼けの画像検索をしても情報量が少な過ぎて、完全な水中葉になったスラウェシの朝焼けが一体どんな姿なのかが判っていなかったためです。
更にスラウェシの朝焼けで検索すると、必ずアルアナの夕焼けに関する情報も混ざってくるので、情報収集も一苦労でした。
植栽から約42日経過
これは2020年5月2日のスラウェシの朝焼けの状態です。
1ヵ月維持できたから大丈夫だろうの精神で、数日前にピンチカットして差し戻しを実行しました。
残した茎からは2本くらいの脇芽が出てきました。
相変わらず乱暴な扱いですが、これで4本が3倍化の12本くらいになる筈です(笑)
植栽から約50日経過(現在)
これは2020年5月10日のスラウェシの朝焼けの状態です。
葉先がほんのりピンクに染まりかわいく育っています。
この状態が完成形なのか未だにわからないので、じっくりと育てていきたいと思います。
今のところ順調に育っているようなので、今後も観察日記を追記していきたいと思います。
綺麗な水草が好きなだけであって 決してレア種を集めるコレクターではございません |
今回もご訪問ありがとうございました。
今日の記事はいかがでしたか?
感じたことや思ったことをお気軽にコメントして下さい。お待ちしております。