2016年9月2日金曜日

#ゴルフMk4R32 灯火類トラブル連鎖地獄からの脱出 その1


灯火類トラブル連鎖地獄からの脱出 その1


前書


 灯火類トラブル連鎖地獄。
 それは、ある夜、ゴルフR32を移動しようとした時に、家族から発せられた一言が全ての始まりでした。
 「左のヘッドライトが切れてるよ!」
 「やれやれ、バルブ交換か~。今度の土日にでも交換してみるよ。」

 これが、連鎖地獄の全ての始まりだったのです。




ヘッドライトバルブ交換


実施日

2015/11/7(記憶が定かではありません)

作業場所

DIY

難易度

★★★☆☆

作業時間

2時間程度

1.HIDバルブの入手


 ゴルフR32は、標準でHIDバルブです。そして、仕様はD2タイプ。更にプロジェクタータイプなので、必然的に入手すべきHIDバルブは、D2Sタイプとなります。
2015/11/04に、このバルブを購入しました。


 6700ケルビンにしたのは、余りに白すぎるHIDバルブは雨の日に困りますし、安価な中華製バルブを購入して、すぐ切れたりして泣くのも嫌だったので、とりあえずはブランド物のPHILIPSのHIDバルブにしてみました。

2.バルブ交換作業


 ボンネットを開けて、ヘッドライト周りを見てみる事に。
わかっていた事ではありますが、見ただけで早速この段階で閉口してしまいます。

 最初に運転席側を見てみましょう。

真上から。ソケットが全く見えません。

斜めに覗き込んで、やっと確認できました。
このソケットを外し、バルブを交換し、再度装着しないとといけない訳です。

 次に、バルブが切れている助手席側を見てみましょう。

 助手席側は、カバーが付いているので、外します。

カバーを外して、これまた覗き込んでみると。

やっとソケットを確認できました。
運転席側と同じく、このソケットを外し、バルブを交換し、再度装着しないといけません。

3.決断


 助手席側は、バッテリーを外せばアクセスが容易に出来そうですが、運転席側はウォッシャー液のタンクが鎮座しており、これを外すのには躊躇してしまいます。
私は抵抗感の少ないバンパーを外す方法を選択する事を決断しました。

4.フロントバンパーを外す

ここからは、一人で作業を行っている為、殆ど結果画像ばかりです。

 手順としては下記の通りです。

  • ボンネットオープナーを取り外します。
    • グリルを外す必要が有るので、ボンネットオープナーを固定している留め具を外し、オープナーを挟み込んでいるバーツを、マイナスドライバーで広げて抜き取ります。

  • グリルを外します。
    • クリップで固定されているだけなので、爪を折らないように慎重に外します。

  • ヘッドライトウォッシャーのカバーを外します。
    • 勇気を持って、指で引っ張り出し、左右の爪を外します。

  • タイヤハウス内のトルクスネジを外します。
    • 左右共に8本だったと思います。
  • アンダーカバーを外します。
    • これも沢山のトルクスネジで留まっているので、外すのが大変です。
  • 次に左右のベントを外し、ナットを外します。
    • 左右のベントは取り外し用の穴が開いているので、そこを引っ張れば取れます。
助手席側には外気温センサーが付いています。
丁度フォグランプの真下です。
これは、コネクタを外します。

  • 最後に、グリル撤去後に現れたトルクスネジを外します。

  • ようやくバンパーが外れました。

5.HIDバルブ交換


  • ライトを止めている、4つのトルクスネジを外します。


  • ライトユニットを手前に引出し、ようやく簡単にソケットにアクセスできるようになりました。
  • ついに、PHILIPSのHIDバルブの出番です。
  • そして交換。
  • そして、苦労が報われる瞬間を噛みしめながら、点灯試験。
  • そして、不灯を確認。
  • 動悸が早くなる。
  • 気を取り直し、もう1本のバルブを変えてみるも、不灯。
  • 脂汗が流れ落ちる。
  • 最後の賭けとして運転席側のユニットを外し、助手席側で不灯だったバルブに交換してみる。
  • 点灯を確認。
  • 意識を失いそうになる。

6.ヘッドライトバルブ交換 その結末

  • あかんやん。
  • あかんのはバルブじゃなくて最悪のバラストやん。
  • どないしよ。
  • まずは、元に戻すか~。
灯火類トラブル連鎖地獄からの脱出 その2に続く。