リアワイパーアーム・ブレード交換
前書
標準では、ゴルフ4(02モデル以降)はフロントはエアロワイパーですが、リアは既存のパンタグラフタイプらしいです。
しかし、デザイン的にもパンタグラフ式より、エアロワイパーの方が見栄えが良いようで、交換されている方も多いと思います。
実際、私が購入したゴルフ4R32も、エアロワイパータイプが取り付けられていました。
が、寿命でブレードは劣化、アームも経年劣化からか色褪せと、変な染みが付いており、今回リアワイパーアームとキャップ、ブレードを交換してみる事にしました。
今回、某所で新品且つ激安のアーム&キャップとブレードのセットが入手できたので、いざ交換作業を行ってみました。
実施日
2016/09/24作業場所
DIY難易度
★★☆☆☆作業時間
60分程度(試行錯誤と加工に手間取りました。次回が有れば20分程度でしょう。)
■作業開始■
- 経年劣化したリアワイパーアーム
- リアワイパーアームの取り外し。
- 根元のキャップを引き上げると、ナットが見えるので、これを外すだけです。
- これで、手前にアームを引っ張れば簡単に外れると思いますが、私のもそうであったように、経年で固着してしまっている場合は、CRC5-56を少し吹きかけ、しばらく待つ事で上手く手前に引き抜けると思います。
- 新品アームと既存アームの比較
- 上が新品アーム、下が既存アームです。新品アームはアーム部分だけで29cmなので、多分ポロ用を流用した?既存のアームより、2cmほど長くなりますが、純正のパンタグラフタイプと同じ長さになるだけで、使用上は問題ありません。(実証済み)
- 新品アームの取り付け、そしてトラブル発生
- アームの取り付け自体は、外す手順を逆に行うだけですが、ここで問題が発生します。
- 色々なショップサイトにも書いてあるのですが、根元のキャップが車体側と干渉しているのか、上手くはめられません。
- まぁ、実の所、今迄のアームのキャップもはまっていなかったので、放置しようかとは思いましたが、折角なので色々試行錯誤してみようと思います。
- アームを少し車体から離した状態で取り付けられないか試してみる
- アームを少し車体から離して取り付けられれば、キャップと車体の干渉に対応できると考え、急いで近所のホームセンターに行き、内径10mmのステンレスワッシャーを購入してきました。
- 2枚ほど重ねると、キャップと車体の干渉は避けることが出来ましたが、動作確認していると、アームを固定しているナットが緩んできて、この案は却下。
- どこが干渉しているのかキャップを調べ加工する
- 念入りにキャップの構造と、車体との干渉部分を調べると、干渉箇所と対処方法が分かってきました。
- キャップの突起物が邪魔
- キャップの裏側には、キャップとアームを固定する2つの爪と、3つのふぃん形状の物が有ります。内真ん中のフィンだけ長く、これが干渉しているようなので、カッターナイフで少し削ります。
- キャップ自体も少し高さが有りすぎる
- キャップ自体もほんの僅かですが、高さが有りすぎ、結果ガラスと干渉してしまうようなので削ります。0.5mm位でしょうか。
- 400番のサンドペーパーで行えば、あっという間でしょう。
- 新品アームの取り付け
- 上記工程を済ませ、再びアームを取り付けキャップをはめます。
- すると何という事でしょう、完璧なフィッティングで取り付けることが出来ました。
総評
やっぱり、新品は良いですね。
ブレードも新品になり、拭き取りも上々。しばらくは、ブレードのみの交換になりそうですが。
次回アームを変える事が有れば、もっと短時間で出来るでしょう。
そして、特筆すべきは部品等含めてが色々なショップサイトでの価格より、掛かる費用が8分の1以下で押さえられたことが大きいです。無論同等のクオリティでは無いと思いますが。
もし、私のアームの入手先を知りたい方は、お気軽にコメント等でご質問ください。
3 コメント
一番最後の画像、ブレードがきちんとはめられていなかったですね。
実際は、奥まで差し込んで、しっかりロックされます。
作業完了時にはしっかりロックしています(^_^.)
はじめまして。楽しく為になる記事ありがとうございます。
当方今後R32
購入予定なのですが、色々読んでいくにつれて、心配になって参りました。
できればR32の魅力ももっと語っていただけたら勇気が湧いてまいります。
勝手なお願いすいません。
今後も楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
R32仲間が増えるのは大変嬉しく思います。
経年劣化で色々手が掛かると思いますが、それも味として楽しめればと思います。
ゴルフネタですが色々書くネタは揃っていますので、チョクチョク投稿していこうと思います。
是非、またご訪問くださいませ